仕事のできるさぼり社員VS仕事のできない多忙社員
今日は”効率”について
ある会社は普段は定時より1時間ほど残業をして帰るのがお決まりとなっていました。
そこに若手の新入社員が入社してきました。最初は慣れない仕事で残業続きでしたが半年を過ぎたころから定時で帰るようになり1年経つと定時1時間前からは暇そうでゲームをしていました。それぞれが担当している内容が複雑なため他人には任せられない特殊な仕事を全員が持っており共有化はできていません。
この時点だと
・若手が入社するまではごくありふれたよくある会社の日常
・若手社員何してんだよ
・仕事中にゲームするなどけしからん!
・若手のくせに先輩上司より先に帰るなんて!
といった感想が溢れてきますね
つづき
上司は若手社員の態度にいら立ちを募らせ部長に相談しました。「定時で帰るくせにゲームまでして社内の風紀を乱している」「そうか、そんなやつはクビだな」
そうして若手社員はクビになり会社を後にして社内には元の状態に戻りました
・まあ当然だよね
・上司GJ!!
・最近の若者はだめだな
今ネットではハッピーエンドを迎えたこととなっております。
しかし状況が一変する出来事がのちに発見されました。
後日談
若手社員の引継作業とPC内の整理をしていると複数のファイルが発見されました。
中にはエクセルやプログラミングされたものが多数あり内容は若手の担当していた業務の作業がすべてミスなくオート処理される仕組みになっていました。もちろん以前の担当はすべてを手入力で済ませ残業して帰っていました。すると若手社員が突然訪問してきて「PC内のデータを消すの忘れてましたので消しに来ました」と言いデータを消しました。以降社内ではこの話をすることはなくなったそうです
はい、事実をもとに作った話ではありません!!笑
でもこういうことは現代社会では起こっていることだと思います。
日本ではたくさん仕事をしてたくさん残業をしている人がいると周囲は
・あいつはすごいな!
・仕事ができるやつだ!
・おれも頑張ろう
といい崇め持ち上げる風習がありさらに感染して残業する人が増える兆候にあります
しかし今回の件でいうと若手社員は
・仕事をシステム化
・ミスがなく周囲に迷惑はかけていない
・他人の仕事を手伝える状況ではない
ということから効率もよく仕事のできる優秀な人材でした
しかし会社がとった判断は”使えない人材”としてクビ
残業するのがダメとは言いませんが統計的にまず
・仕事を自ら増やす人は仕事ができない
・自分ですべてをしようとする人は周囲との連携が取れない
・忙しそうな人ほど仕事をしていない
という結果が出ています
逆に暇そうにゆっくりしている人ほど
仕事ができる優秀な人が多いことも立証済みみたいです
今回で言う若手社員ですね
今あたなが働いている貨車にも似たような現実があるんじゃないですか?
その人を変えろとは言いませんが自分がそうならないように工夫を凝らし
作業の効率化を図っていきましょう
でわ。